Vol.336:中華そば 雨ニモマケズ


 今回取材するのは鹿児島県鹿児島市の人気店「中華そば 雨ニモマケズ」。少し前に知り合っていたので、今回九州に来る機会があったので取材する時間を作っていただいた。「中華そば 雨ニモマケズ」宮崎店主にKRK直撃インタビュー!


- ご出身は?

「福岡県久留米市です。」

 

- 元々、ラーメンは好きだったんですか?

「大好きでした!」

 

- 久留米だと『豚骨ラーメン=ラーメン』という環境でしたか?

「豚骨オンリーでした。豚骨ラーメン以外は認められていない環境でした。」

 

- ラーメン屋になろうとしたきっかけは?

「小学生の頃からの夢でした。」

 

- その夢は久留米で育った環境の影響ですか?

「久留米市の環境です。ラーメンが身近な存在でした。美味しいラーメン屋を発見すると卒業するまでクラスの人気者になれます。」


- 修行店(非公表)との出会いは?

「某ラーメン店の方に薦められて決めました。」

 

- 自店を開業するために良い店として?

「そうです。技術、経営、考え方、外食産業の多岐に渡り勉強になりました。勉強させて貰いながらお給料まで頂いてウハウハでした。」

 

- 何年ほど修行を?

「10年間ほどお世話になりました。」

 

- 初めから独立志望だったんですか?

「はい。自分でやろうと決めていました。」



- 屋号「中華そば 雨ニモマケズ」の由来は?

「宮沢賢治が好きで、自分もそんな人間になりたいと思って屋号にしました。」

 

- 鹿児島を選んだ理由は?

「嫁の実家が鹿児島でした。」

 

- 自店の商品は迷いましたか?

「清湯でしようと決めていました。修行先では白湯スープばかり作っていたので清湯スープが新しく見えました。清湯は設備投資を抑えられるし、ガス代が安く、労力も白湯ほどはいらない。時代に合っていると思いました。」

 

- お店の商品の簡単な紹介をお願いします。

「幾重にもおり重ねられた旨味に、昔ながらの中華そばを現代に合わせた懐かしさと新しさの融合。」

 

- 宮崎店主がラーメン屋として一番大事にしていることは?

「僕はラーメンを作っているわけではなく、お客様の笑顔を作っている事です。」



◆店舗情報

中華そば 雨ニモマケズ

鹿児島県鹿児島市西田2-11-4

instagram https://www.instagram.com/amenimo2020/

オープン日:2023年8月26日

 (取材・文・写真 KRK 令和7年1月31日)