今回取材をするのは京都祇園で5月9日にグランドオープンする「らーめん はや川 京都祇園店」。ラーメン激戦区「福岡」で大人気のお店が京都祇園に出店と聞いて驚いた!個性的なお店が揃っている京都だが、味噌を看板にしたお店はあまり無い。はや川の看板メニュー「味噌」が京都でどう受け入れられるのか楽しみだ。「らーめん はや川 京都祇園店」谷口代表にKRK直撃インタビュー!
- ご出身は?
「福岡です。大学で京都へ来ていましたので、京都の地理感はあります。」
- ラーメン屋をするまでの経緯は?
「京都での学生時代からずっと飲食店でアルバイトをしていて、大学を卒業して福岡へ戻りました。福岡ではサラリーマンをしながら、空き時間に副業としてフライドポテトの移動店舗をしていたんです。その仕事がブームに乗って人を雇ったりするまでに成長していき飲食関係の色んな繋がりができてきました。そして多くの飲食店を展開している会社から声がかかり一緒にすることを決めました。」
- ずっと飲食と関わってきているんですね。
「はや川をするまでに15年ほど色んなお店に関わってきました。九州料理、130席ほどある大箱店、お好み焼き、くずし割烹、ラーメンもしていました。」
- はや川で味噌を看板にした理由は?
「福岡ではどうしても豚骨が人気なんですが、僕は自分の好きなラーメンで勝負したいと思いました。それで札幌味噌とはまた違った、敢えてジャンキーな味噌で勝負することに決めました。」
- 今回の京都出店までの経緯は?
「学生時代の友人から関西で展開するパートナーを紹介して頂いて、一年くらいずっと話をさせて頂いていました。京都出店の話が出てきた時は、学生時代を過ごした京都との縁があったんだと思い、僕も迷わずにやろうと決心しました。」
- 京都での商品は迷いましたか?
「京都店を出す前、本店から離れて僕1人で"はや川2nd"という塩と醤油の専門店を福岡でしていたんです。僕1人で仕込みから調理、接客をしていました。今回、京都へ出店することを決めた時に、本気でするために2ndを手放して、味噌ラーメンでやっていこうと思いました。」
- 現在はラーメンとまぜそばのみですが、今後新たな商品投入も予定していますか?
「はい。スタッフが慣れてきましたらつけ麺や冷やし、限定などを販売していく予定です。」
- 看板の味噌らーめんの紹介をお願いします。
「味噌自体は麹や信州、赤味噌などを独自のブレンドをして使っています。ウチのちょっと違うのは調味料を含め、粉や液体などスパイス系を17種類も入れているので、他の味噌ラーメンとは違うスパイシーさを感じてもらえるかと思います。札幌味噌とは作り方も違いますし、通常の味噌ラーメンと思って食べると驚く味になっているかと思います。最初食べる時と最後の方で味の変化を感じてもらえる味で、濃厚だけど飽きのこない味に仕上げています。」
- 谷口代表が一番大事にしていることは?
「1回だけじゃなく2回目も来て頂けることを目指しています。スタッフにいつも口を酸っぱくして言っていることは温度です。僕は温度をかなり重視しています。冷たいものより温かいラーメン、特に味噌ラーメンは熱いというイメージですから温かい味噌ラーメンをきっちり提供していきたいと思っています。」
◆店舗情報
らーめん はや川 京都祇園店
京都府京都市東山区清本町352 SAKIZO花見小路ビル1階
https://www.instagram.com/hayakawa_kyoto
オープン日:2024年5月9日
(取材・文・写真 KRK 令和6年5月6日)