話題の巨大商業施設「ららぽーと門真」が2023年4月17日に開業する。注目すべきは、この人気商業施設のフードコートに奈良の超人気店「ラーメン家 みつ葉」が出店するということだ!屋号は「ラーメン家 みつ葉 かどま出張所」。奈良ラーメンの看板店の大型商業施設への出店で、どんな化学反応が起こるのか楽しみだ。「みつ葉」杉浦店主にお願いして、開業5日前に取材をさせて頂いた。「ラーメン家 みつ葉 かどま出張所」にKRK直撃インタビュー!
- 「ららぽーと門真」への出店の話はいつ頃から?
杉浦店主「元々、本店へ3年前くらいに話が来ました。3年後に開業ならコロナも終息しているかなと思って、出張所を一緒にしている株式会社サザンジャンボさんへ相談しました。すぐに出店が決まるわけではなくて審査があるんです。いろいろな審査を経て、最終的に選ばれた3店舗の中にみつ葉が残り、出店することが決まりました。」
- 出張所を作るきっかけは?
小駕店長(トップ画像の方)「元々のきっかけは、杉浦さん(みつ葉本店)へ近鉄さんから阿倍野の話が来てからですね。杉浦さんがウチ(サザンジャンボ株式会社)の代表に相談してやってみようかとなったのが出張所の始まりになります。」
- 人気店「みつ葉」の商品を扱うことへのプレッシャーは?
小駕店長「何かあったらみつ葉本店の方へクレームとかいってしまうので、プレッシャーはとても感じています。本店のブランドのイメージを下げるわけにもいかないですからね。あべの出張所の場所(あべのHOOP)には多くのお店があるんですけど、やっぱりみつ葉のラーメンを食べに来るお客様が多いですからね。」
- 大型商業施設への出店に迷いは?
杉浦店主「色々と考えましたけど、やっぱり個人店だけだとお昼営業だけなので食べに来られない方が多いんです。仕込みの都合上、本店と同じ味を出すことは難しいですが、ウチのラーメンをもっと多くの人に食べてもらいたいと思いました。」
ここでみつ葉出張所をしている「サザンジャンボ株式会社」大畑社長も取材に合流。
- 屋号「みつ葉 出張所」の由来は?
大畑社長「みつ葉として阿倍野で出店する際、本店と同じ仕込みですることは不可能なので、『同じ屋号でするのはどうなのかな?』と思ったので、みつ葉 出張所にしました。」
- 門真を「かどま」と平仮名表記にしたのは?
大畑社長「みつ葉のロゴが割と角張ったロゴなので、門真は平仮名の方がいいかなと思いました。阿倍野も『みつ葉 あべの出張所』としていますが、あちらは近鉄さんから『"あべのハルカス"や"あべのHOOP"があるので、屋号にも"あべの"と平仮名で入れて欲しい』と要望があったからなんです。」
- みつ葉かどま出張所の味は?
大畑社長「仕込みなど本店と同じことはできませんが、可能な限りで本店の味を再現しようと取り組んでいます。濃厚なラーメンを作っていたらどんどん濃い方になってきてしまうので、かどま出張所のラーメンはかなり濃厚なのになっていると思います。」
- みつ葉かどま出張所だけの限定商品の予定は?
大畑社長「今のところはないですが、みつ葉あべの出張所で始まった、出張所だけのつけ麺があります。今後の商品開発はオペレーション次第になりますね。」
- 出張所として今後の展開は?
大畑社長「ゆくゆくは道の駅とか、地域活性化に繋がるとか、そういう仕事ができたら面白いんじゃないかと思っています。」
◆店舗情報
みつ葉 かどま出張所
大阪府門真市松生町204番3他 三井ショッピングパーク ららぽーと門真 3F
みつ葉公式HP:http://www.ramenya-mitsuba.com/
オープン日:2023年4月17日
(取材・文・写真 KRK 令和5年4月12日)