オープン直前インタビュー
2018年9月26日、注目の新店が吹田市に登場する。屋号は"ハレノチ晴"。場所はJR吹田駅から徒歩7分、緑豊かな空間を利用した人気商業施設"吹田グリーンプレイス"の一角、かなり目立つ場所だ。
この新店の仕掛け人は、"縁乃助商店"や"This is 中川"などの人気店を率いる中川店主。ラーメン店だけでなく、鳥貴族で重要な役職を任せられていたほど経験豊富な中川店主だから、こういう立地でこそ本領を発揮する予感がする。オープン日の6日前という多忙な時期に、特別に独占取材をさせて頂いた。"ハレノチ晴"中川店主にKRK直撃インタビュー!
ハレノチ晴(2018年9月26日オープン)
<店舗情報>
オープン日:2018年9月26日
住所:大阪府吹田市片山町2丁目4-1 吹田グリーンプレイス
平日:11:00~15:00 18:00~22:00
土日祝:11:00~22:00
定休日:未定(しばらく無休)
店主twitter:https://twitter.com/akinaka0809
吹田グリーンプレイス:http://www.suita-greenplace.com/
- 今回の新店はいつ頃から動かれていたんですか?
「最初、この物件ではなくて、この隣の物件の話が2017年初旬に来たんです。その時は物件が大き過ぎるとか、ウチでも他に予定していた物件があったのでお断りしたんです。その時に話をしていた営業の方が、それ以降も僕にどうしても入ってほしいと言ってて、This is 中川にもよく食べに来てくれていたんです。
そして今回、この物件に前に入っていたお店が閉まることになったので、その営業の方がすぐに僕の所へ話を持って来てくれたんです。ウチの会社も10月に新店を出したいと思っていたし、この物件の目の前には今年の10月からの第2期オープンとしてユニクロができるとか聞いて、タイミング的にもよかったんですよね。営業の方も僕にそこまで拘ってくれていたし、それで今回、ぜひやらせてくださいと決まりました。」
- 屋号の由来は?
「雨は日は無いってことです(笑)。基本的に店内の空気感はいつも明るくしていきたいなと思っています。正式な屋号は、"ハレノチ晴"です。横に付けている"ぱ"は、『パッと晴れる!』という意味です。将来的に同じ屋号で多店舗化していきたいと思っていますので、『お店を出していく各地域を明るくしていきたいな』という意味も含まれています。」
- この大箱店に向けての戦略は?
「こういう物件なので、ラーメン以外の部分も大事になってきます。だから個人店はあまり見ていなくて、大手の資本あるお店を幾つか見て参考にさせてもらいました。もちろんラーメンのクオリティーも一定の水準をキープしつつ、サービス面、従業員の指導、運営していく中での仕組み作りが大事になってきます。元々、僕は鳥貴族にいたので、当時学んだノウハウをこの新店でも使っていけると思っています。」
- 今までと違った客層に向けてのメニュー作りになるんですね。
「専門性や手作り感を残しつつ、あくまでもお客様に選んで頂けるラインナップを揃えて、そこからちょっと特化させています。鶏を中心にメニューを作っていて、サイドメニューもほとんどが鶏料理です。チャーシューは豚を使うんですけど、今回はレアチャーシューみたいな現代的なものでなく、焼豚と煮豚にしています。そういうのをできるだけ本格的に作っていくために、厨房設備もかなり整えました。」
- メニューの紹介をお願いします。
「看板メニューは"濃熟鶏しぼりそば"で、鶏白湯をもうちょっと濃いめにしたものです。そしてこってり系が好きでないお客様に向けて、カエシまで拘って作っている王道系の"中華そば"と"塩中華そば"を用意しています。看板の一杯同様、"かしわの土手汁なしそば"もお薦めです。鶏のせせり、はらみ、軟骨とかを土手煮にして、まぜそば風にしているんです。」
- サイドメニューも魅力的なのが揃っていますね。
「鶏のもも肉をグリラーで焼いたもの、土手煮などいろいろ揃えています。お薦めは"かしわの唐揚げ"です。ラーメン屋でよくある唐揚げではなく、かなり専門性のあるものにしました。ちょっと小骨が入っていて、2回に分けて揚げています。サイズもかなり大振りなサイズになっています。」
- 限定もしていくんですか?
「僕自身が毎日同じなのが嫌なので(笑)、『こういう場所でも、そういうのするんだ?』というのを提供していきたいです。自分なりに楽しみたいなと思っています。」
- 製麺機が外からもよく見える場所にあって、目立っていますね!
「手造りが好きなので、自家製麺でしていきます。同グループの他店と全く違う麺を出していきます。」
【KRK動画】看板ラーメンを作る中川店主!
- 券売機は置かないんですか?
「This is 中川ではどうしても券売機を置かないとできなかったんですが、今回の新店では従業員に直接、現金でやり取りしてもらって、お金の大事さを教えていきたいんです。」
- 明るくて、広々としていて、お洒落な店内ですね。
「倉庫っぽい感じにしたかったんです。ラーメン屋さんとしての良さを残しつつ、この場所は周辺もお洒落なお店が多いので、上手くお洒落も取り入れたって感じです。」
- 新店オープン、期待しています。ありがとうございました!
「この新店が落ち着いたら、来年になると思いますがThis is 中川を復活させます。僕がしたいんですよ!僕は経営者としてもやっていきたいし、一人のラーメン職人としてもやっていきたいと思っています。」
<店舗情報>
■ハレノチ晴
住所:大阪府吹田市片山町2丁目4-1 吹田グリーンプレイス
Twitter:https://twitter.com/akinaka0809
オープン日:2018年9月26日
(取材・文・写真 KRK 平成30年9月20日)